最初に結論!ベストなサーバーはここだ!

ベストなサーバーはズバリ、エックスサーバー(XServer)もしくはシン・レンタルサーバーです。
理由を説明していきます。

XWRITEが格安で購入できる!

エックスサーバーあるいはシン・レンタルサーバー経由なら、XWRITEを通常価格の約4,000円引きで購入することができます。
これは大きい!

なぜ格安で購入できるかというと、XWRITEの開発元がエックスサーバーだから。
そしてシン・レンタルサーバーは、エックスサーバーの関連会社だから。
詳細および割引価格での購入方法は、別ページで説明しています。

ここがすごいよエックスサーバー/シン・レンタルサーバー

エックスサーバーとシン・レンタルサーバーは関連会社同士ですが、まあほぼ運営元は同じといってもよいでしょう。
なので共通している機能もあります。
まずはそこからチェックしていきます。

国内最速のサーバー速度

エックスサーバーのサーバー速度
エックスサーバーのサーバー速度

画像はエックスサーバーの速度に関するグラフですが、シン・レンタルサーバーもエックスサーバーの実行環境を使っていますのでほぼ同等です。
サーバー速度が速いということは、処理が早い=ページが早く表示されるということ。
ページの表示速度は、SEOにおいても重要な要素です。
検索結果の上に行きたいなら、自サイトが早く表示されるよう施策をとることも重要です。

世界最速クラスのWordPress実行環境がある

KUSANAGI

両サーバーには、WordPressの高速化チューニングが施された仮想マシン「KUSANAGI」の技術が搭載されています。

KUSANAGIって、確かに早いけど昔はVPSとかで自分でインストールしないと使えなかったんですよね。
黒い画面にコマンド打ってインストールとかだったので、良いには良いけど導入の敷居が高かったんです。
それが自分でインストールする必要なく、最初から使えます!
はぁ…いい時代になったわぁ。

全ストレージに高速インターフェース「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用

サーバーにアップロードしたデータはサーバー会社のストレージに保存されています。
サーバーデータにアクセスするたびにそのストレージから読込することになるわけですが、このストレージにも従来の環境より高速で作動するNVMeが使用されています。

NVMe

なんと、従来のオールSSD環境に比べて読み込み速度が最大32倍
ミラーリング環境も備えていて、常にデータは別の場所にもコピーされて保存されています。
これにより、もしもの障害が発生してもデータが消えることがないように工夫されています。

自動バックアップでデータの消失を防ぐ

全プラン標準で、サーバー領域のWeb・メールデータ「過去14日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持する自動バックアップ機能付き。
万が一誤ってデータを削除しても、リカバリーが可能です。

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)を搭載

脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護してくれます。
悪意のあるコマンドやSQLが挿入されたアクセスを検知し、遮断してくれます(要設定)。

セコムセキュリティ診断を定期的に実施

ネットワーク上の脆弱性を、定期的にセコムトラストシステムズ社のセキュリティ診断サービスを用いてチェック。
第三者のチェックが入るということは、意見や方針が偏らず、より強固なネットワーク構築を期待できます。

エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違い

上記のように共通機能も多い両サーバーですが、もちろん違いがあります。

方針の違い

エックスサーバーは、「いつも超速、いつも安定」を掲げていて、創業20年の歴史の中で、99.99%以上の稼働率を誇っています。
実際に、私は2018年からXサーバーを使っていますが、アクセスしたいときに繋がらなかったことは一度もありません。
昔は、安定はしてるけど速度は普通という印象でしたが、どんどん高速化され、今はここにしとけは間違いない!というサーバーになりました。

対してシン・レンタルサーバーは、「最新技術を積極的に導入し、コスパ・性能ともに圧倒的No.1を目指している」サーバーです。
エックスサーバーは安定性も売りなので、もしかしたら最新技術の搭載は慎重なのかもしれません。
シン・レンタルサーバーは積極的に最新技術を搭載する方針なので、エックスサーバーに先駆けてより高性能になる可能性があるサーバーです。

かといって、エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの速度の差なんてほとんど感じませんし、シン・レンタルサーバーに障害が多いかと言うとそんなこともありません。
技術的には本当にほぼほぼ互角です。
管理画面もほぼ同じです。

サイト運営に関わる違い

じゃあどういう点で選べばいいのでしょうか?
サイト運営に関わる点で、大きく違うのは下記5点です。

  • 同じ容量のプランを比較したとき、月額料金が少しシン・レンタルサーバーの方が安い(ビジネスプランを除く)
  • エックスサーバーは全プランでアカウントごとにリソースが保証されているが、シン・レンタルサーバーはビジネスプランのみ(後述)。
  • 設定代行サービスはどちらもオプションだが、エックスサーバーのビジネスプランのみ月3回まで無料。
  • エックスサーバーの方がセキュリティ関連が手厚い
  • エックスサーバーはアダルトコンテンツ不可、シン・レンタルサーバーはアダルトコンテンツ

このあたりで判断するのが、いちばん簡単かもしれません。

補足:リソース保証とは?

レンタルサーバーは、1つのサーバーを複数のユーザーで利用しますが、あるユーザーがサーバーに負荷をかけた場合、同じサーバーに割り当てられている別のユーザーまで影響を受けます。
「リソース保証」は、ユーザーアカウントごとにvCPU・メモリ量が保証されていること。

同じサーバーの別のユーザーが負荷をかけても、自分のサイトに影響を受けずにすむ、という内容です。

エックスサーバーのリソース保証
エックスサーバーのリソース保証

シン・レンタルサーバーの通常プランも、他社とは違いリソース管理がされていて、各ユーザーごとにリソースの確保はされています。

ただし「保証」はエックスサーバー全プランあるいはシン・レンタルサーバーのビジネスプランのみとなります。

シン・レンタルサーバーはビジネスプランのみリソース保証
シン・レンタルサーバーはビジネスプランのみリソース保証

エックスサーバー/シン・レンタルサーバーの機能比較表

では、最後に詳細な機能比較をしておきましょう。
両サーバーともに機能は多岐にわたるので、基本機能と違いのある機能のみご紹介します。

エックスサーバーシン・レンタルサーバー
プランスタンダードプレミアムビジネスベーシックスタンダードプレミアムビジネス
ベーシックベーシックスタンダードプレミアム
月額1990円~1,320円1,980円~2,640円3,960円~5,280円770円~990円1,540円~1,980円3,080円~3,960円1,254円~1,595円2,629円~3,245円5,566円~6,875円
初期費用0円
容量300GB400GB500GB300GB400GB500GB300GB400GB500GB
vCPU6コア8コア10コア6コア8コア10コア4コア6コア8コア
メモリ8GB12GB16GB8GB12GB16GB4GB8GB12GB
リソース保証
ストレージNVMe SSD
無料お試し期間10日間
RAID構成RAID10
自動バックアップ
WAF
セコムセキュリティ診断
転送量無制限
転送量課金なし
独自SSL(無料/オプション)
MySQL2無制限
SQLite
独自ドメイン、サブドメイン無制限
独自ドメイン永久無料特典最大2つ1つ2つ
独自ドメイン1年無料特典
nginx3
XPageSpeed4
Webサイト高速化5
FTPアカウント無制限
ファイルマネージャ
アクセス解析
サポートメール(無料)、電話(無料)、設定代行(オプション)
無料設定代行なし(オプション)なし(オプション)3回/月なし(オプション)
メールアカウント無制限
メーリングリスト、メールマガジン
SMTP-AUTH
IMAP
WEBメール
メール転送
メール自動返信
メールセキュリティ6共通機能(脚注6参照)+高性能スパムフィルタ(Cloudmark)共通機能(脚注6参照)
Web改ざん通知
管理者ユーザー設定
アダルトコンテンツ

  1. 一括先払いで安くなる。最安値は36ヶ月分先払い、最高値は3ヶ月分。 ↩︎
  2. Maria DB ↩︎
  3. 大量の同時アクセスへの処理に最適化 ↩︎
  4. Webサイトが表示されるタイミングで自動的に表示データの最適化を行う機能 ↩︎
  5. Xアクセラレータ、HTTP/2、FastCGI、OPcache、ブラウザキャッシュ設定 ↩︎
  6. アンチウィルス、スパムフィルター、POP over SSL、SMTP over SSL、IMAP over SSL、DKIM、DMARCは共通 ↩︎